レポート
1月27日に第五回ヨシェルの会が開催されました。出席者は19名。
初めての方が8名参加してくださり感謝でした。この輪がどんどん広がって欲しいと思います。
さて今回はイエス・キリストの幼少期から青年期に関してのメッセージでした。
先ずは、日本人の私たちには馴染みのない「割礼」に関しての解説から始まり、次にキリストの誕生を祝福するシメオンとアンナ。脇役と思われる二人ですが、イスラエル史の観点からみると二人の登場には興味深いメッセージが込められています。申命記の最後に記されている「モーセの歌と祝福」との関連があるのです。12部族という視点、ヘブル語聖書(旧約聖書)と新約聖書の連続性…聖書のデザインの深さ大きさを思わされます。
そして青年イエス。多くは語られてはいませんが、聖書を探索していけば、示唆している「宝」に出会えます。「メシヤの詩篇」と言われている詩篇69篇。そこに見えてくる青年イエスの苦悩と痛み悲しみ。イエスさまの負われたものの大きさが、今まで以上に心に迫って来ます。イエスさまがおかれた立場や境遇に目を留め、福音書には描かれていない人としての苦しみの歩みを感じて、心が締め付けられる思いがしました。そして同時に、だからこそ多くの苦しみにあっている方々にとっての励ましとなるのだ、とも。
最後の「ヘブル語聖書」に織り込まれている暗号、すごい世界です！ 日本語の聖書では知ることが出来ずに残念です。聖書の中に織り込まれている神さまの計り知れない知恵にただただ驚くばかりです。
終了後の皆さんの意見・感想は下記の「感想 参加者の声」をクリックしてご覧ください。