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聖書とは

六十六巻の書(旧約聖書三十九書、新約聖書二十七書)
から成り、異なった四つ以上の言語
(ヘブル語、ギリシャ語、アラム語、ラテン語)で、
千六百年もの長期にわたって、
およそ四十人の著者によって、見事な一貫性で書き上げられた
驚くべき永遠の真理の書。

最初の書、『創世記』の神の天地創造に始まり、
最後の書、『ヨハネの黙示録』の新しい天地創造、
新しい神の都(みやこ)の到来で完結する、
神の人間救済のための、過去、現在、未来に及ぶ、
イエス・キリストを通しての贖い(あがない)のご計画を、
神が霊感を与えられた著者を通して、預言的に顕(あらわ)された、
人間史にご介入しておられる生ける神の
愛の語りかけ、「神のことば」。

今日、千百以上の言語に翻訳され、
時間、空間、民族、国家の壁を越えて、
すべての人間に多大な感化を与えてきた、
「今、どのように生きるべきか?」に、
真(まこと)の答えを与える神の知恵と力と恵みの書。

※ヨシェルの会では、日本聖書刊行会の『新改訳聖書』第三版を用います。
また、旧約聖書を『ヘブル語聖書 “タナハ”』と表記します。

聖書 ― 神の人類救済(贖い)の人間史 ―

聖書が証しする神:
  • 天地の創造者、人間史の支配者、預言能力のある唯一の方
  • 奇蹟・癒し主
  • 人類の裁き主、人間を贖い、究極的な救い(永久の生命)へと導かれる方

聖書の構成、さまざまな原則

  1. デザインの一貫性:
    • 被造物すべてに反映された神の秩序、原則
    • 自然界の被造物に見られる法則:フィボナッチ数列、黄金比、他
  2. ダイナミックな多角的、立体構造:
    • 神の視点
    • 全聖書の焦点は、人類の救い主イエス・キリスト
  3. 古代ヘブル(イスラエル)史を通して記された正確な人間史:
    • 科学、考古学、世俗の歴史書による裏づけ、時代考証
    • 過去(史実)を学び、現在を見分け、未来を見通す洞察力習得のテキスト
  4. 聖書自体が成就を証しする真(まこと)の神の預言:
    • 神の約束の確かさ、成就の確かさ(ご自身の言葉に真実な神)
    • 聖書が聖書を解釈
    • イスラエル国家の存在は、神ご自身の存在を立証(創世記15:17〜19「永遠の契約」)
  5. 過去百パーセント成就した預言の信憑性、未来預言の確かさを約束:
    • 近未来、遠未来預言の宝庫、聖書
  6. 究極的に立証される神のすべての言葉:
    • 有史以前の出来事(天地創造、世界的大洪水)を立証する医科学、工学、考古学
    • 聖書の主張を裏づける、人のDNA、恐竜等々の最新研究成果
  7. 最初に言及の原則:
    • 旧新約両聖書の用語の意味の一貫性
    • その語が最初に登場する文脈がその意味を定義する
  8. ひな型、予型:
    • 預言的に前もって示される、未来のある出来事、本物の写し、影
    • 創世記22:1〜19「アケダー」ほか
  9. 一貫して同じ目的、用途のためにくり返し用いられる特定の「場所」、「地」:
    • 終末末期の決戦場とみなされている「メギド(ハルマゲドン)の平原」ほか

他にも、等距離文字列(ELS: Equidistant Letter Sequences)で聖書に織り込まれている「暗号」、 「アルバム法」や「アトバシュ法」などのヘブル語の暗号、 「キアズム」をはじめ 多くの文学的修辞法、 数の秘術「ゲマトリア」等々、聖書の深遠さ、魅力は尽きない