レポート
10月9日に第43回ヨシェルの会が開催されました。出席者は22名でした。 爽やかな読書の秋、永遠のベストセラー・聖書のみ言葉を味わう恵みの時となりました。
今回のテーマは「使徒パウロの宣教 その11」。
主の日に向けての備えは大丈夫なのか?主の再臨を意識して、今をどのように生きるべきなのか?今回も使徒パウロの書簡、「テサロニケ人への手紙第一」5章及び「テサロニケ人への手紙第二」1章からの学びです。
これまでの学びの復習を兼ねて、まず始めに千年期に関する3つの説の解説をしてくださいました。千年期前再臨説、千年期後再臨説、無千年期説。教会ではあまり語られることがなく、混乱しがちな諸説に関して整理をする手助けとなります。
テサロニケ人への手紙の中でパウロが強調している事は:
- 信徒が最後まで忍耐強く身を聖く保つ事の重要性
- 迫り来る困難を乗り越え、主に会うための備えをする励まし
- そのための実践的な備えの指導
テサロニケ人への第2の手紙は、パウロの最初の書簡が送られた後に、さもパウロが語ったかのような偽りの書簡がテサロニケの人々に送られたことによって、信徒の間に動揺や疑問が出てきました。誤りを正し、疑問に返答するという形で書かれた書簡は、より明確に主の日を待ち望む信徒の姿勢と具体的な歩みに焦点を当てることになり、興味深いものがあります。
終末が近いと言われている現在をキリスト者としてどのように生きていくのか? 聖書はキリストの再臨・千年王国に関して何を記しているのか? 資料や音声を通してさらなる学びを続けて、納得のいく答えを導き出して欲しいと望みます。
感想
- 千年期に関して、表を用いて復習してくださったので、多少理解が深まりました。再臨に関してはまだまだ分からないことがたくさんありますが、少しづつ自分の中で整理していきたいと思います。
- 主の再臨、携挙、千年王国、諸説ある中で本当に何が正しいのか正直言って良く分かりませんが、ただ一つ言えることは信仰者として今をどのように生きていくのかが問われているということ。パウロがテサロニケの人々に与えている励ましや戒めに耳を傾けて、自分の信仰生活を見直したいと思いました。いつも熱く語ってくださり感謝致します。
- 22の戒めに従順しつつ、また神の国のためには、この世での動揺、分裂、憎悪、争いにも立ち向かうことも求められている。ハードルが高く、本当に勇気が必要です。主の守りと導きのなかを祈り、祈られ前進して行く責任を感じました。感謝です。
- 「すべての事について、感謝しなさい」感謝は感情ではない。困難、問題の時、神が何かを示されているから感謝と思う姿勢をもって祈る。神に信頼する信仰を語られているみ言葉だと、心に刻まれました。感謝です。
- 聞けば聞く程益々分からなくなりました。結局何が重要で何が天国で何が再臨で、何を信じたら良いのか分からなくなりました。真理は結局何でしょうか。教会で教える事は真理ではなかったのでしょうか。人 によって、立場上、教派、人それぞれと考えるしかないのでしょうか。色々な教派を否定されると、どうしていいのか分かりません。
- テサロニケ人への手紙を通して終末論について詳しく学べました。伝道に生かしたいと思いました。
- 先生のレジメを手元に、あらためて聖書を読むことで理解が深まります。感謝いたします。