レポート
6月13日に第30回ヨシェルの会が開催されました。出席者は17名でした。
この会をスタートしてはや3年が経ちます。時の流れの速さを思います。この世は確実に終末時代に近づいているのだという緊張感と、宣教に対する熱い想いを抱き続けている講師の力強いメッセージ!新しい方々も加わってくださり、今回も聖書に秘められている宝を再発見する喜びのひと時となりました。
今回のテーマは「教会の時代」。
キリストの復活・昇天の後に、父なる神の約束された聖霊が降臨することによって「キリストの群れ、教会」が誕生しました。使徒たちは大宣教命令に基づいて、キリストの代弁者として全世界に遣わされ、宣教活動を開始し教会の時代が始まったのです。
使徒たちによる初代教会からキリストの再臨までの全教会の姿が、黙示録2-3章の七つの教会に預言的に描写されているとのことで、それぞれの時代区分と特徴に言及します。そしてその特徴がマタイ13章の七つのたとえに反映されているとの視点で、個々の時代の状況とたとえの解説を詳しく語ってくださいました。そこには不思議なほどにデザインの一貫性・類似性がみられ、驚きと共に最高のデザイナーの御名を賛美せざるを得ません。
黙示録の七つの教会に起こった異端的な動きに関しての解説では、四つ目のテアテラの教会から七つ目のラオデキヤの教会に語られたメッセージが今日も存続する教会に関わりがあり、適用されるとの事です。現代に生きる信仰者に対する警鐘とも受け止めることのできるメッセージが語られました。
最後に「キリスト者が救いを失うことはあり得るのか?」という疑問に関して第2ペテロ2章から説明。この箇所は文脈の中で読まないと間違った解釈になり得る危険性が高く、「征服される」という言葉の意を正しく把握する必要があると強調され、「勝利を得るもの」真の神の霊を宿している信仰者に対する励ましのメッセージで締めくくられました。
資料・音声を通して、聖書の中に散りばめられている宝石の輝きに目をとめていただきたいと思います。
感想
- 黙示録から7つの教会を学び、今の教会に共通されている事に驚きます(ラオデキヤの教会3章13節から)。「盲目」で生ける水に欠けたキリスト不在の教会、滅びの道を歩む事に怖れます。見極めるためには霊の戦いがある事、教会ではない個人の信仰に帰す事のみと思わされています。
- 黙示録の7つの教会の特徴とマタイ13章のたとえの解説には心がワクワク!本当に興味深く、大発見でした。聖書の箇所がいろんなところで繋がっていて、まさに聖書が聖書を解釈。もっと聖書を知りたいと思いました。また、今は終わりの時代ですから、それぞれの教会に対する主の警告を自分へのものとして受け止めて、歩まなければいけないと思わされました。
- 教会の中で起こる分裂や問題を色々みてきて、何故このようになるのかと思ってきましたが、それは起こりうることであると納得しました。終わりの時代に神、イエスキリストと直接つながり、従っていくことの重要性、これをしていきたいと思いました。また、大宣教命令に従っていきたいと思います。
- 終末の時、この世が、教会がどのようになるのかを黙示録の7つの教会から語ってくださりありがとうございます。キリスト者が迫害に備えてどうあるべきかを詳しく知ることができ感謝です。
- 救われたもの(勝利者)は永久に悪に征服されることはあり得ないーこれ以上の安心はありませんーありがとうございました。これからの教会がどうなるのか(聖書が語られていること)を次回解説してくださるのを期待しています。
- キリストが聖書で実際に何を語っておられるのか、その本当の意味は何なのかということを、明確に明らかにしてくださって、本当にありがとうございます。「勝利を得るもの」という主題についてもキリストのみ言葉を通して明確に教えてくださり、本当にありがとうございます。引き続き学ばせていただきたいと思っております。
- つかれました‼︎本当に中身の濃い素晴らしいメッセージで十二分!いっぱいいっぱいですが…「携挙が艱難の後」ということがわかった気がします。今やっと聖書を知ることが楽しみになっています。主人が感心しています。これからも楽しみにしています。
- あと3時間ほどお話を伺いたかったです。(それぐらい内容の深いお話でした)マタイ13章を今日伺ったように解釈したことがなかったので、興味深かったです。
- もう一度じっくり聖書を照らし合わせてみます。ありがとうございました。