ヨシェルの皆さま、お元気ですか。
お会いすることができず、4月以降、ネット配信を続けておりますが、 やはり、皆さまお一人おひとりの様子をうかがいながら話し、 声をかけ合って励まし合うことの必要を感じております。
神の摂理には「とき」が定められていますので、 特に霊的に暗闇の力が全世界的に増している昨今、 主にある兄弟姉妹、神の言葉『聖書』を学びたいと願っておられる皆さまとの 定期的な交わりはとても貴重です。
全国的にコロナ禍は依然として続いていますが、 緊急宣言が解除され、6月19日には移動解禁も発令されることになりました。 しかし、7月、8月の外出はマスクをした状態では熱中症の心配もありますので、 引き続き、ネット配信でメッセージをお届けしたいと思います。
今後のメッセージの見通しをお知らせしますので、 ご家庭での学び、復習、予習にお役立てください。 私たちの学び「使徒パウロの宣教」は、 7,8月で『コリント人への手紙』を終了し、 9月から『ローマ人への手紙』に移ります。
私たちは、パウロがどのような状況下に置かれて諸書簡を記したのか、 その背景を理解しながら、パウロとともに年次的に 「パウロの福音」を追い、宣教の旅を続けていますが、 今日私たちが直面している混乱、欺瞞、無法、頽廃の時期にふさわしいのは、 まさに『ローマ人への手紙』です。
この後、パウロが晩年、獄中生活下で書いた諸書簡の学びへと 移っていくことになりますが、 キリスト者迫害が世界的に急増し、世の中の状態が間違いなく 黙示録的な様相を呈し始めている今日、 ―黙示録の「封印」の災いが終わり、「ラッパ」、「鉢」へと急展開― この時期に、 パウロが世界の大都市、ローマの聖徒たちに宛てて書いた キリスト信仰の原点「恵みの神の贖いの歴史」の解き明かしの書を ともに学ぶことは紛れもなく御霊の導きだと思います。
皆さまの聖書の学びの上に、御霊の御働きが豊かでありますように、 また、真理を求めるお一人おひとりが主の守りの中に置かれますよう、 覚えてお祈りしています。
主にあって
フルダ