TRANSLATE

AD | all

第16回 終末論その4

レポート

2月9日に第16回ヨシェルの会が開催されました。出席者は16名でした。2月とは思えないほどの暖かい陽射しの中で、初めて参加してくださった方も加わっての良き学びの時となりました。

今回は神の遠大なるご計画にとって重要な「終末論」の四回目。学びの焦点は「神の国」(メシヤの王国)、そして「千年期」。 キリストが再び来られ、この地を千年間(一定期間)支配するという「千年支配」に関しての解説では、「前千年期説」(千年期前再臨説)という、最も古い、初代教会が独占的に採っていた見解について詳しく説明してくださいました。

「すでに、しかし、まだ」という一見矛盾する特徴を持つ「神の国」に関しての解釈が非常に興味深く思えます。神の国は、「すでに」この世(今)に突入し、私たちのただ中にある霊的現実であると同時に、次に来る世(未来)の見えない(「まだ」来ていない)現実でもあります。

約二千年前、イエス・キリストがこの世に来た時に「世の終わり」はもう始まっていたということ。そして、終末末期の世の終わりの、イエス・キリストの再臨の時に、「この世」は「次に来る世」に移るということ。この永久の御国へと時代が移ることによって、神のご計画は完成する…。二面性を持つ「神の国」に関して、しっかり耳を傾け、頭の中で整理をしていけるヒントを得た思いです。

終わりの時代、神の国に生かされている祝福と宣教の責任を思いつつ、今日も聖書の奥深い宝を探し出す旅に出て行きましょう。

感想

終了後の皆さんの意見・感想は下記の「感想 参加者の声」をクリックしてご覧ください。

第16回 参加者の声 | ヨシェルの会