TRANSLATE

AD | all

第17回 終末論その5

レポート

3月8日に第17回ヨシェルの会が開催されました。出席者は20名でした。三寒四温という言葉がぴったりの気候の中、花粉症の方にとっては辛い一日であり、講師のフルダ先生も風邪気味で、声がかすれ、苦労されていました。参加された方々の心配そうな面持ちの中、主が守って下さり、最後まで熱心に講義してくださいました。

今回は終末論の5回目。いよいよ終盤戦に入り、テーマは「キリストの再臨」。

「主の日」「キリストの日」「その日」とも呼ばれる、キリストの再臨の終末論的意義についての講義から、神を信じない者には有罪判決、キリストを信じる者には救いと報いが与えられる立証の日となることが語られました。とかく恐ろしい日という印象のある「その日」ですが、信仰者にとっては大きな希望の日であり、だからこそ伝道の重要性を思い知らされます。

再臨に伴われる諸現象、身体の甦りの重要性、甦りと裁き、そして「千年期前再臨説」支持者の基本的な見解について解説されました。「甦り」と「復活」という言葉の差異、「世の終わり」が原文では複数形や単数形で書き分けられている点など、日本語聖書だけでは読み解けない部分にも目が開かされます。

最後に、ゼカリヤ書14章に記されているメシヤの時代のエルサレムの描写と、アラバの地理的領域の定義についての解説。今は想像することが難しい状態ではありますが、「神の国」が文字通り地上に具現することを聖書は証しています。キリストの再臨に続いて起こる千年期は、永遠の御国ではないが、「この世」よりはるかに素晴らしい、贖われた者の時代であるということです。

終末時に秘められている偉大なる宝探しの旅に、今日も出ていきましょう。

感想

終了後の皆さんの意見・感想は下記の「感想 参加者の声」をクリックしてご覧ください。

第17回 参加者の声 | ヨシェルの会