レポート
3月14日に第27回ヨシェルの会が開催されました。出席者は18名でした。桜の開花が待ち遠しい季節、熱気にあふれた学びのひと時となりました。
今回のテーマは「除霊、ー悪霊の追い出しー」。前2回の学びに引き続いて、サタン・悪霊に打ち勝つための実践編としての講義でした。
除霊や悪霊追い出しの働きに関してはクリスチャン同士でもあまり語ることがなく、敬遠されている話題の一つかと思います。しかしキリストご自身が癒し、奇蹟、除霊を実践し教えられました。また、大宣教命令においても悪霊を追い出すようにと命じています。
人は三元論的存在であり、身体、魂、霊の部分で構成されています。たとえキリスト者の霊の領域に聖霊が居てくださるとしても、魂の領域(意志・感情・思考を支配する)に悪霊が存在するなら、聖霊の働きは妨害され、十分な働きが出来ないことになってしまいます。それ故、自分の内にいる悪しき霊を自分で追い出すことが重要である、と。そして、マタイ15:21-28の解説を通して、除霊が信仰者にとって必須であることが強調されました。
更に、内に住む悪霊に共通する兆候、宗教的な間違い、警告のサイン、霊の見分け方、具体的な祈りなどに関しても丁寧に語ってくださいました。
健全な勝利あるクリスチャン生活を送るために必要な糧を、資料・音声を通してより深く味わって欲しいと思います。
参加者の声
- 本日の「徐霊」については学んだことがなく、キリスト者の役割として、更に健全に生きるためには(自ら徐霊を行う事の大切さ)に大きな衝撃を受けました。また、「身体」「魂」「霊」についてフルダ先生が具体的な話を示して下さり、「魂」と「霊」の区別が明確になりました。感謝です。 真のキリスト者になる為にこれからも、もっと聖書に勤しみ、本日のテキストを参考に自らの魂の兆候や警告に敏感でいられる様にしたいです。また、日々の祈りには「悪に対する祈り(霊の戦いの祈り)」と「悔い改め」も忘れず、主に助けを求めつつ、主に喜ばれる歩みをしたいと思いました。
- イエスキリストが命じた宣教とその方法とは。天の御国は近づいたと述べ伝えることであり、病人を癒し、死人を生き返らせ、ツァラアトに冒された者をきよめ、悪霊を追い出しなさい。マタイ10:7~8 悪霊を追い出すことは隣人や自分自身のことであること。 キリスト者といえども、自分自身でさえ気づかないで行っている除霊が必要な事柄がある。それを判断する方法、見分け方を聖書に則って丁寧に語ってくださり、内なる自分を吟味しようと思いました。他にもハッと気づかされた箇所があり、今日も有意義な講義を有難うございました。
- 自分自身で悪霊を追い出すことができることを教えていただきました。 そして、私の霊の領域に聖霊が宿り、魂の領域には聖霊を取り囲むように悪霊が居座っているとのこと。早速悪霊の追い出しにかかります。
- 今月はキリスト者にも悪霊が魂の部分に入り込み、キリストに仕えることが難しくなる。だからまず自分自身に対する除霊を毎日する必要があると知り驚いた。 そしてどんな状況に除霊が必要かの詳細な見分け方と具体的な祈り方を教えて頂き大きな助けを頂けたと思う。 確かに聖書には「悪霊を追い出し」と書かれていることを知ってはいたが避けて通っていた。しかし、今回の学びで除霊に取り組んでいく必要と方法を教えて頂き感謝です。後は実行あるのみ!
- 教会やクリスチャン同士でもあまり語らえないテーマでしたが…今回も本当に必要なことであり、もっと多くの方々に知ってもらいたいテーマでした。すぐに除霊を実践し、周りの方に証していきたいと思います。
- 聖書の旧約/新約聖書のあちらこちらに“悪霊”の記述があることには、あまり気づいていませんでした。 信仰告白をして洗礼の際に“御霊”が内住され、インマヌエル(共にいます)の神さまと一緒に歩む人生が始まる。しかし、サタンは悪霊を使い私達に“隙あらば”心・魂に侵入して巧妙に誘惑し、私達の信仰の邪魔をするので“油断はならず”と学びました。 主(神)から与えられた真の解放(和解!?)・平安を感謝し、また意識してインマヌエル(共にいます)の神さまから離れてはならないと改めて思わされました。それには毎日、聖書に親しみ、命/愛の御言葉の糧を心・魂に蓄え、日常の中で気づかされた罪は都度都度悔い改め、祈り、キリスト者としての信仰生活を守ることに尽きる。 キリストの血潮による贖い(十字架)を、日々の生活の中で罪を赦して下さった神の憐れみを忘れず感謝しなければならない。ただ、良く理解が出来ない事はというと、どの様にして“除霊”をするのか…。悪霊が逃げ去ってしまうように個人的に“除霊”をする仕方とは…。 でも、福音書では救い主イエス・キリストはこう言っています。『しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の御国はあなたがたのところに来ているのです』マタイの福音書12;28 救い主イエス・キリストが教えて下さった神さまの基準、神ご自身であられる御言葉に依り頼みつつ生きるが必須であるし、また与えられている日常の生活の中で主日礼拝を守り『主』の証し人であることが大事である。
- キリストの御名によって除霊することの必要を教えていただきました。キリストの血潮の贖いにより守られていることを感謝します。