レポート
10月10日に第33回ヨシェルの会が開催されました。出席者は17名でした。 外は日差しが強く汗ばむ陽気となり、中は情熱溢れる素晴らしい学びの時となりました(^^)
今回のテーマは「使徒パウロの宣教」。 前回の学びで、多くの方が期待と不安を抱いていた9月23日ですが、目に見える形では特別何も起こりませんでした。 しかし今回は、聖書的に確実にこれから起こることと記されている「大宣教活動」に着目します。
どのようにして宣教活動を行うのか?その鍵は神から直接召命を受けたパウロの働きをお手本とすることでしょう。「使徒の働き」・「ガラテヤ人への手紙/ガラテヤ書」を通して、パウロの宣教・信仰・教理・姿勢について詳しく見ていきます。
先ず、「使徒の働き」の書からパウロ自身に関しての情報、また異邦人に向けての第一次宣教旅行の足取りと各場所における出来事を要約します。 パウロの伝道旅行の初期の段階で立てあげられたガラテヤの諸教会。それらの教会におこってきた問題、特にキリストを信じている割礼派のユダヤ人による混乱に対処するためにパウロは厳しい内容の手紙を書きます。それはパウロの異邦人信仰者に対する深い愛と痛み、そして偽り・律法主義に対する憤りの表れだったように見えます。
「ガラテヤ人への手紙」は、「ローマ人への手紙の短編」で、キリスト者の大憲章と言われています。 信仰による新しい道、信仰義認が強調され、律法主義に反対する神の最強のメッセージが記されています。 パウロは自身の書簡において「キリストのからだ」としての教会の真理、機能、活動、最終地点を明示しているのです。
信仰者として偽りに惑わされることなく固く信仰に立つために、神のみ言葉・聖書の学びは不可欠です。 神の恵みと救いの確信をしっかり保つために、また人々に確かな福音を宣べ伝えるために、使徒パウロと共に宣教の旅に今日も出かけましょう! 資料・音声を通してさらに深みに漕ぎ出してください。
感想
- パウロの宣教を通して何を伝えるかの指針と真義を見分ける必要がどんなに大切であるかを学ばせてもらい感謝でした。又、宣教前のパウロと12弟子との関係、状況。第一次宣教旅行のパウロの心情を思いながら、ガラテヤ書を読み直そうと思いました。
- パウロの生涯を一般的に学んでいましたが、今日の学びには眼からウロコでした。復習は必要ですね。ガラテヤ書・使徒行伝は帰ってから読み、また宝探しをしたいと思います。新しいことを沢山学ばせて頂き、ありがとうございました。
- 今日は12使徒とは違った役割を担ったパウロの葛藤や苦悩を強く感じました。また、ただ信仰によって救いと解放を得るにもかかわらず、律法によって束縛されてしまう、束縛してしまう危険性があることも…。キリストにある解放と自由の大切さを思わされました。深い学びに感謝します。
- 一方的な恵みにより罪人のまま神様の法廷で義とされた私たちは現在聖化中。その聖化もまた神の恵みによるものであるのに、私たちはなんと律法主義に惑わされやすい者たちでしょうか。それは初代教会においても、そして現代の教会においても。信者たちは苦しんでいます。パウロは厳しく語っています。モーセの律法は終わりました。今は恵みの時代です。
- いつもイエスに対する信仰を伝えられていることに感謝します。今日は:①古代教会の時代も今も、ユダヤ人も異邦人(私)もあんまり、一つも変わっていないのだということ。②ガラテヤがローマ書の基であることがはじめてよく分かりました。③パウロはまず宣教に入ってからを、そしてその後宣教の前を語られた。
- 使徒行伝・ガラテヤ書をもう一度読み返したい。パウロのことがより深く分かってきました。ありがとうございました。
- ガラテヤ書(御言葉)の背景が分かりました。ありがとうございます。