レポート
2月13日に第37回ヨシェルの会が開催されました。参加者は18名でした。
暦の上では立春を過ぎましたが、今年は例年になく気温の低い日が続いています。 そのような天候の中でしたが大変嬉しいことに3名の新しい方を迎え共に学ぶことができました。
今回は「使徒パウロの宣教 その5」 ガラテヤ人への手紙5章からの学びでした。 1節から15節は「束縛と自由」、後半の16節から26節は「肉と聖霊」というテーマで細かくかつ具体的に教えていただきました。
15節までで4章のまとめが語られており、キリストは信じる者を束縛から自由へと解き放ってくださったという事実をパウロは語り、信じたその状態にしっかりと立ちとどまるよう奨励しています。そして、これは神がキリストにおいてすでに成してくださった恩寵であり、キリスト者はこの自由を楽しむ特権に預かっているのです。恩寵によるる信仰により救われたキリスト者はその自由をどう用いるべきかというと、愛をもって互いに仕え合いう表明が神のみ旨であるということです。
続く16節以降では、肉と霊の部分について学びました。 それでは、神の恩寵によって救われ解放されたキリスト者はいかにしてその自由を肉の働く機会とせず、律法の全体が示す相互愛に生きられるかという問いかけに対し、パウロは内住する聖霊の支配に身を委ねるよう教示しています。 その他、この世とは異なる聖書が指し示す罪のリストと、9つの御霊の実について具体的にわかり易く教えていただきました。
パウロのガラテヤ人への嘆願は今日のキリスト者にも語られています。神が恵みと憐れみにより召命してくださった、キリストが救いのために死んでくださった、信じる者に聖霊が住んでくださっている、この事実を拠り所に共に救いの完成に向かい日々歩んでいきましょう。
みことばの中に秘められているより多くの宝と出会うために、資料・音声を用いて更なる学びをお勧めします。
感想
- パウロの信仰又、勧めは実に懇切でじゅんじゅんと語られていますね。 ガラテヤの5章によって、そのことが教えられました。その基は愛にある。それでもまだ、分からない人がいるのはどうしようもない現実です。「従うことの大切さ」学びました。寒い空に青さが輝く思いです。
- キリストを信じる信仰。ガラテヤ5章から人生の生き方、日常にかかわる日々である事を又、新しく学びました。霊と肉が共に逆らうものを感じます。神様の働き場所を少しでも多くしたい。自分の居場所を主に委ねて行きたいものです。今日も感謝致します。主が与えてくださった時間を。
- 理論は分かったけれど、実際にはその通りに生きられないので難しい。現実でのハウツーを学びたいし、他の人の生き方も知りたい。 小グループの討論なども良いのでは。
- 時々、基本に立ち返る大切さを学んだように思います。その事によってこの世にあって、大きな自由さの中で人、物(自然他)との新しい出会いに 対する喜びを楽しみに思います。
- 聖霊に依存して、歩みたいと思います。
- ガラテヤ書の学びはとても楽しく、気づかされること多々ありました。今日も具体的に私自身の信仰を見つめ直す学びとなりました。感謝です。