TRANSLATE

AD | all

第39回 使徒パウロの宣教 その7

レポート

6月12日に第39回ヨシェルの会が開催されました。出席者は24名でした。紫陽花の美しい季節、新しい方も加わってくださり、共に聖書のみ言葉を味わうことが出来ました。

今回のテーマは「使徒パウロの宣教 その7」。ガラテヤ書に引き続いて使徒の働き15章と16章からの学びでした。

パウロを中心として福音宣教の働きが拡大し、異邦人信徒が増えることによって、彼らに課す義務について論争が起こり、その問題解決のためにパウロとバルナバがエルサレムの長老たちに解決を求めます。その会議の内容が記されている15章を丁寧に具体的に解説して頂きました。

教会やイスラエルの関係など、聖書の根底に関わることについても、ヒントが与えられました。特に、ヤコブが引用したアモス書9:11ー12の御言葉の解説と、ローマ人への手紙9〜11章で言及されているイスラエルの未来に関しての解説は、聖書的な考え方の理解を深める助けとなります。

また、16章においては新たに宣教に加わったテモテ、ピリピでのリディアとの出会い、看守の救いなどに関しても、表面的な解説ではなく深く掘り下げて語って下さいました。だからこそ、パウロの第二次宣教旅行では、聖霊の導きの不思議さと神さまのご計画の確かさを味わうことになります。地図を見ながらの解説はとても分かりやすく、アジアからヨーロッパへと拡大する宣教活動、最初の回心者が与えられたピリピでの出来事に思いを馳せながら、次回の学びがますます待ち切れません。

音声と資料を通して、パウロと共に宣教の旅をし、聖書の中に隠されている宝発見をすることをお勧めいたします。

感想

  1. 今回の学びでは改めてユダヤ人の誇りとこだわりの強さを思わされました。そしてそれ故に異邦人信徒を受け入れることの難しさと課題から、問題解決のために開催されたエルサレム会議がいかに重要であったか…細かいところまで学ぶことが出来て感謝でした。 また、これまであまり気にとめていなかった当時の人々(パウロ、バルナバ、ヤコブ、マルコ、テモテ、ルディア、看守…)に焦点を当てることが出来て、聖書がよりみじかなものとして感じられました。

  2. 異邦人信徒の一人としてエルサレム会議の決定に感謝です。分裂が回避され、また異邦人は不要な縛りや掟から自由にされていることは幸いです。 ヨーロッパ宣教の始まりに関しての学びも興味深かったです。特に同じ女性としてルディアの役割の大きさに改めて喜びを感じました。

  3. 見過ごしてしまう一節についても背景を話してくださったので、とても興味深く思いました。まだなされていない神の預言が再臨以外にあったことを知りました。

  4. (1)パウロとバルナバ、他の人間関係を想像することが興味ありました。
    (2)ガラテアと使徒の15−16との対比をなされたことにより、更にガラテアの理解が深まりました。
    (3)ガラテアはローマ書のヒナ形の様に聞きましたが、聖書の根幹部分があると思いました。

  5. 御霊の導きは絶えず主を見守られる人でなく、絶えず主を見守っている人である。この言葉は聖書のみ言葉を大切に、又行動する事である。学びの重要さです。 今日も有りがとうございました。

  6. とても有意義な講義でした。パウロ宣教をもっと学びたいと思いました。

  7. 面白かったです。異邦人に福音が伝わったことの感謝。女性の祈りの力はすごい!

  8. もっと聖書を学ばないとダメだなと思いました。